全体的に、すっきりしない話で、
読んだあとにスッキリしたい人にはおすすめできない漫画だなと思った。
結論はどうなるの!?
という話ばかりで、
主人公があれこれ頑張るんだけど、
その結末は描かない。
そんな話がたくさん乗っていました。
ミノタウロスの皿
最初に乗っていた話のタイトルですが、
この話は、人が家畜として育てられる世界。
人も、えらい牛に食べられるために、
一生懸命努力する。
そこに降り立った主人公は、
「そんなのおかしい!」
と奮闘するが。。。
おおまかに言うと、そういう話でした。
最終的にどうなるかは、本を読んでみて欲しいですが、
個人的には、スッキリしたかったなとうのが、感想です。
消化不良で、この先の話も全体的に
そういう話が続いていました。
消化不良の物語ばかりなので、おすすめしない
私としては、買わなくてもよかったなと思いました。
確かに話の展開的には、他の漫画にはない展開が多く
現代の漫画ではない描写がたくさんあります。
でも、最終的にこのストーリーのメッセージ性を
受け取ることが難しいので、
私には合いませんでした。
普段見ることがないストーリー展開
全体的に、
「わかりやすい物語」
ではない。
よく考えながら読まないといけない漫画
という点では、この漫画がいいです。
なぜここではこんなことをしたのか?
この人はこの時どう思ったのか?
そういったことを考察しながら
読めると、面白い漫画だと思います。
人の気持ちを理解しながら、
読んで、それでも理解できず、
深く考えながら読める人であれば、
この漫画はおすすめですね。
私の場合は、わかりやすい物語が好きなので、
深く考察というのはできず、
理解できない話ばかりだったので、
あまり面白くないと言う感想になりました。
でも、普段から本を読んだり、
ミステリーや、人の機微に敏感な人が、
この漫画を読むと、
また違った感想になるのではないかと思います。
そういう点で、人に対して
興味の有無により、この漫画の深みに
気づけるかどうかが変わって来るのかなと思います。
自分の人に対するスキルを測ると言う点で、
この漫画を読んでみるのも面白そうですね。
この漫画が面白かったよ。
という人がいえれば、
こういう点が、こうなっていたので、
面白かったよ。
という感想があれば、読んでみたいです。
私としては1巻を読んで、
あまり面白いと思わなかったので、
2巻目は買わなくてもいいかなと思いました。
一冊あたりも、結構厚みがあるので、
まとめ買いする場合は、気をつけてくださいね。
1冊で厚みが3cmくらいあります。