子供にスマホをいつ渡すのか。
渡すのなら、ルールはどうするのか。
時間制限つきなのか、いくらでも使っていいのか。
悩むところはたくさんあります。
ただ、ひとつ言えることは、
「ただ渡すだけでは、スマホ中毒になってしまう」
ということでしょう。
それは本意ではないですよね。
スマホを渡すことの危険性を理解する。
そして、お子さんに対して渡すのかどうかを判断するのがいいでしょう。
そうしないと、お子さんが、スマホばかり見ることになり、
勉強がおざなりになってしまいます。
【理由1】渡すとスマホばかり見てしまうから
スマホを渡したとき、どのようなことが起こるのか?
例えば、目の前にお菓子・ジュースが置いておいてあって、
「お菓子はお腹が空いたときに、1つだけ食べてね。」
「ジュースは喉が乾いたら、一口だけ飲んでね。」
と、言われたとします。
そのとき、子供は我慢できるでしょうか?
難しいそうですよね。
すぐに、全て食べてしまうでしょう。
スマホでも、これと同じことが起きるということです。
なので、スマホを渡すときは、
お菓子を渡すときのように、
「必要な時だけ」
渡すようにしないと、ずっと触り続けてしまいます。
わかりやすい例だと、
「1時間だけ使っていいよ。7時までね。」
というように、するといいでしょう。
【理由2】スマホを使うと能力が下がるから
「スマホを使うだけで、本当に能力が下がるの?」
「スマホを使いすぎているから、勉強時間が減っているだけじゃないの?」
と思いますよね。
私もそう思ってました。
しかし、スマホを使うと、
スマホを使っていない子に比べて、能力が下がったという
研究結果があるんです。
子供に渡す場合は、よく考えてから渡さないといけないですね。
スマホを渡さずに、好きな本を買ったり、
スマホ以外に、お子さんが興味の持てるものを一緒に探すことが必要です。
【理由3】集中力が落ちるから
怖いことに、スマホには、集中力を落とす効果もあります。
手の届く範囲にスマホがあるとき
そのスマホに意識が取られて、
目の前のことに集中できない研究結果があります。
電源を切っていても、集中力が奪われます。
対策は、スマホを別の部屋に置いておくこと。
カバンに入れるだけでもダメです。
本当に、距離を置かないと、集中力が奪われます。
スマホを渡すのは、勉強がとても大切な時期は
避けた方がいいと思います。
自分でルールを守れるようになるまでは、
親がしっかりとルールを守らせてあげる。
スマホを渡すのは、それだけ危険なのだと
この本で知ることができました。